英語教育悪夢日記 第一號

大学で日本語を勉強していた時、就職活動に対しては大学院生やジェットプログラムの参加者以外の勧告がなかった。先生たちも我々学生達のように迷い込んでいて、大学に残るという唯一の安全な選択肢を選んだじゃないかと思う。ご存じない方々に紹介すべかろう。ジェットプログラムは文部科学省が英語教育か文化交換のため外国人を輸入するプログラムなので、我々外国人の学部学生の中、競争が厳しく、落ちる可能性が高いものの、皆目指してみた。教育の方が入りやすくて日本語の一言も知らなくても入れると言われる。こういう参加者が日本のどんな学校でも送られる。万が一都市に設置された学校に就く。運転免許がないので公共交通のある都市へ行かせてくださいと面接で言ってしまった途端、落ちるなんて当然じゃないかと思って、結局落ちた。それにもうすぐ十年経って、今でも田舎の高等学校で英語教育をしているはずという夢を見る。否、「悪夢」というべき哉。